2012-11-16

西原・炭焼き(1978年)







見上げた山肌から白い煙が見えた 炭焼きだ(1978年)

白煙の源まで山肌を登ると、辺りは灰が積もり作業帽から足元まで灰色の炭焼き人に会えました。作業着は、舞い上がる白い灰と黒い炭の粉と汗でじっとり。ひとり寡黙に木炭を俵に詰めていました。突然の訪問にもかかわらず自宅まで案内していただき屋根まで積まれた炭俵になぜか懐かしさを感じたものでした。この地方では明治、大正時代と木炭と繭が主だった産業でしたが昭和に入って減少し、都会でもなかなか炭俵も見かけなくなったからでしょうか。
















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